スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
焼きもち大作戦?  5
思ったよりまとまらない・・・。長くなってしまって困惑。 もう少しだけ続きます。 小犬で狼な陛下が頑張ります。 もちろん、夕鈴も!


では、どうぞ










後宮立入り禁止区域より陛下の自室に連れられ、長椅子に下ろされる。 やっと腕から開放された夕鈴は荒く息を吐き、真っ赤な顔で陛下を睨み上げた。 陛下は平然とした顔で、夕鈴の髪を一房取り上げると唇をつける。

「夕鈴、君の願いは叶えたよ。 今度は私の願いを叶えて欲しい」
「私の願い? えっと、填功殿と会うこと・・・・ ですね。 でも、途中で陛下が来て・・・・。 話はまだ続いて・・・まだ、話したりなくって・・・ですから、出来たら」
「駄目だよ、夕鈴。 それ以上は許可出来ない。 嫉妬でおかしくなりそうだ」

嫉妬? 誰が誰に? 瞳を大きく見開き陛下を見ると、目の前には苦笑した顔が前にあった。
その表情を見て、 「からかわれた!?」 と夕鈴は憮然としてしまう。

「またそうやって陛下はからかうんだから!」
「からかってないよ。 本当のことなのに、夕鈴はいつも判ってくれないよね。 で、今度は僕の願いを叶えて欲しいんだけど・・・・いいかなぁ? ゆーりん」

小犬陛下の声に怒る気持ちが萎んでいく。 弱いのよね、この耳とぷるぷると動く尻尾に。

「・・・まぁ・・・・。 私が出来ることでしたら」
「ゆーりんにしか出来ないよ。 だから絶対叶えて欲しいんだけど、いい?」
「私にしか出来ない? それなら・・・・ いいですけど?」

盛大に耳としっぽが揺れる幻覚が見える。 笑顔で 「僕、頑張って仕事してくる」 とそう言うと、陛下は夕鈴の頭を撫でて部屋から出て行った。 叶えて欲しいことって何だろう。 疑問だけが残り、ただただ困惑する。
そういえば、私は何をしにここに連れて来られたんだろう。
あ、香雪様! 填功殿!
慌てて部屋を出ようとすると窓から浩大が現われる。

「お妃ちゃん、全くじっとして居られない性格なんだから。 填功は皇女さんの部屋に走って行ったよ。 どうする? 盗み聞きする? それとも乗り込むかい?」
「そんなこと・・・・しないわよ!」

いつの間に二人の動向を調べて来たのか、夕鈴が知りたかった情報が報告される。

「う~ん、ちょっと間があったけどね~」
「~~~! わかったわよ、気になるのは本当! 浩大意地悪しないでよ!」
「はは、お妃ちゃん。 了解だよ~ん。 陛下の機嫌が悪くなっちゃうから暫らくこの部屋から出ないって約束してね~。 すぐに戻ってくるからさ~」

浩大が部屋からすぐに姿を消す。 浩大から 「その後の二人」 の報告を待つため夕鈴は椅子に腰掛けて、つい先程の自分の行動を思い返して赤面する。
なんて自分勝手で、なんて恥ずかしい。 
遙智国の使節団、それも団長を呼び出し掴みかかるなんて・・・。 後でたっぷり李順さんに叱責を受けるだろう。 あとひと月くらい、大人しくバイトに集中しなさいと言われることは必至だ。
あと、ひと月。 その言葉に夕鈴の思考が止まった。 
ああ、そうだ。 あとひと月で私はこの後宮を去るんだ。
椅子に座ったまま、夕鈴は窓からの景色をぼんやりと眺めた。


一刻もせずに浩大が陛下の部屋に戻ってきた。 
ぼんやり外の風景を眺めていた夕鈴は、意識を取り戻して浩大に問い詰める。

「ど、どうだったの? 二人は、どうなったの? ねえ、浩大!」
「ちょ・・・、お妃ちゃん、落ち着いてよ。 填功が皇女の部屋を訪れても、最初は部屋に入れなかったんだよ。 皇女さんが 『絶対に駄目~っ! 入らないで~!』 っ怒鳴ってて。 でもまあ、そこは何とか無理やり入ったみたい。 中までは残念ながら見られなかったけどね~。 部屋の中で揉み合いになってたようだけど、填功が力で押し切ったようで、それから二人で話し合いをしていたよ~ん。 以上!!」
「話し合い・・・・?」

浩大に菓子を出しお茶を淹れながら夕鈴は胸が高まった。 自分が投げた石の波紋の行方が気に掛かる。 余計なことをしてしまったかも知れないと不安で居た堪れない。

「ああ、自国の王を、父親をどう説得するかの話し合い」
「!!」

夕鈴は浩大の言葉に両手を口に添えて目を瞑った。
浩大の笑顔で、問題が良い方向に解決しつつあるとわかったから。
ああ、良かった! 自分の勝手な言動で二人が、そして国交にも支障が出るかも知れないと恐かった。 ぽろぽろと涙が流れて、それが安堵の涙と気付く。
浩大が 「あとでお妃ちゃんに会いたいってさ」 と伝えてくれた。 その言葉に黙ったまま何度も頷いた。 あの二人なら自国の王を説得出来るだろうと信じる。 幸せになれる道を模索して、結果辿り着けると信じられる。 あの二人の未来を思い、夕鈴は全身から力が抜けた。

「お妃ちゃん!?」
気が抜けた夕鈴はそのまま意識を手放した。


・・・・・ 


目を覚ますと、そこは陛下の寝台で、慌てて起き上がると陛下の声が聞こえてきた。

「あ、夕鈴 目を覚ました?」
「へい・・・ か。 私いつの間に?」

寝台に腰掛けた陛下は夕鈴の肩に上着を掛けながら、笑顔を見せてくれる。

「気が抜けちゃったんだろうね。 ・・・・・あの二人が待っているよ、夕鈴」
「あ・・・・、い、行きます。 私・・・・陛下」

靴を履き寝台から立ち上がった夕鈴は正面から陛下に向き合い、深々と頭を下げる。

「本当に私の我が侭で陛下に御迷惑をお掛けしました。 時間も場所も・・・・。 李順さんに怒られますね。 折角の縁談を壊しちゃって」

縁談を壊し・・・・、あれ? 自分の口から出た言葉に違和感を覚える。 何か大事なことを忘れていないかと、誰かが頭の奥で慌てている。 だけど思い出せない。 
思い出そうと夕鈴が小首を傾げると、陛下が夕鈴の頬を挟み、上を向かせる。
急に近付く陛下の整った顔に 「ぎゃ!!」 と慌てふためくが、狼の両手は離れない。

「折角の縁談? 夕鈴、何度言わせたいんだ? 私の妃は・・・・・」
「だ~~~!!」

強く胸を押してもビクともしないから陛下の口を両手で覆い、その先の台詞を奪う。 この後に続く台詞は想像出来る。 いま、その台詞を言われたら赤面が治まらなくなる!

「陛下、私は後一月・・・・、いえ二十日程で王宮を去る身です。 香雪様との縁談は兎も角、これからの縁談はやっぱり陛下の為に必要なんです!!」

陛下の口に押し付けた手を外されまいと、更に強く押し付けながら続けて叫ぶ。

「臨時じゃなくって、ちゃんとしたお妃様を娶る必要があります。 ほ、本物の!」

手首を掴まれ、陛下の顔を見ると哂ったように見えたその瞬間。
ぺろっ
今、間違いなく、私の手のひらを・・・・、陛下が、舐めたーっ!
目を瞠った夕鈴は慌てて手を引こうとするが陛下に掴まれた手首は簡単には離れず、そのまま唇が這うように蠢く。 手のひらから手首へ陛下の唇が移動する。
その唇の動きに・・・・・・・・・・・・ 背筋がぞくりとざわめいた。
何故なんて考えちゃいけない。 跳ね除けなければ!
しかし真っ赤な顔をして抗おうとするが陛下は許してくれない。

「へい・・・・か、やめ・・・・ てぇ・・・・」
「夕鈴、僕のお願いを叶える約束だよね」

狼とも小犬とも判りかねる表情の陛下は夕鈴の手首を掴んだまま哂いつつ約束を確認する。 赤面しながらどうにか頷くと、手首を漸く離してくれた。

「まずは一緒に使節団長の元へ馳せ参じようか」

狼陛下に舐められた夕鈴の腕は力なく卓上に置かれ、息を荒くした彼女の瞳は陛下を睨みつけるが、そんな事は全く気にする様子がない陛下。

「歩けないなら抱いて連れて行ってあげようか?」
「だ、大丈夫です。 陛下のせいでちょっと疲れただけですから!」

くっくっと哂う陛下を置いて、よろけながら部屋を出る。 すぐに追い着いた陛下が腰を攫い、使節団の宿舎になっている迎賓殿へ誘った。



「お妃様!」

部屋へ入ると香雪が真っ赤な瞳を隠そうともせずに笑顔で出迎えてくれた。 傍らには填功が拱手している。 両手を広げて香雪が抱きついて来た。 嬉しくて夕鈴は優しく抱き締め返す。

「お妃様、大変申し訳ありませんでした。 お妃様の御心を大変悩ませてしまい、本当に申し訳御座いませんっ。 ・・・・私のために奔走して下さったと聞き、私・・・・・・」

香雪の瞳から涙が零れそうになるのを夕鈴が優しく留める。

「皇女、私は私の心のままに動いただけです。 一方的に動いて填功殿に御迷惑を掛けちゃって。 填功殿、本当にすいませんでした!! む、胸倉まで掴んじゃって! 申し訳御座いませんでした!」

夕鈴は深々と頭を下げる。 填功が慌ててその動きを制しようとすると陛下がいち早く夕鈴を二人の前で強く抱き締める。 赤面しながらも人前なので逃げずに我慢する。

「我が妃は二人を結び付けたんだ。 謝ることはない。 じれったい二人の背を押してあげたのだから礼を言われるくらいだろう。 違うか、曽填功殿」

香雪と填功は互いの目を見たあと、微笑みながら 「その通りです」 と夕鈴に拝礼した。

「で、でも、此れから国王様へ縁談のこととか、二人のこととか大変になるでしょう!」
「いいえ、お妃様の御蔭で互いの気持ちが明確になりましたので進むべき道も定まりました。 填功も縁談に頼るより、好条件の輸出入案件を父に提示すると話してます」

填功を見ると、自信に満ちた笑みを見せる。

「縁談はもう薦めません。 より良い条件での貿易の開始を行なうと先程国へ書簡を飛ばしました。 その件に関して強行に白陽国と話し合いを設けさせて頂きます」
「条件をもう決めてしまったのか、填功」

陛下が少し驚いて、それでも楽しそうに哂う。

「私達の未来の為です。 妥協はしません。 国王を唸らせる程の条件を持ち帰る為にも協議には厳しい態度で臨ませて頂きます。 陛下、宜しくお願い致します」
「くっくっ。 我が妃のしたことは我が国の利益を減らしてしまうことか? 二人の男女の仲を取持っただけでは終わりそうもないぞ」

夕鈴は後ろから抱き締めている陛下を振り仰ぎ、悠然と微笑みながら語る。

「陛下、私はこれからのお二人の発展のために小さな投石をしただけです。 その小石の波紋がどの様に拡がるか楽しみにしております。 巡り巡って大きな利益が国に還元されるよう御尽力出来る力量が陛下には有ると、私は存じておりますし・・・・」

妃からのその台詞に陛下は夕鈴を抱き上げ、嬉しそうに妃と見詰め合う。

「妃にそう言われると良いところを見せねば為らなくなるな。 填功、協議を再開する」
「は!! 早急に草案を提出させて頂きます!」

香雪は嬉しそうな顔で填功を見る。 夕鈴はそんな彼女を微笑ましく見つめた。
美しい彼女が可愛らしい少女のような顔で、愛しい人を見ている。
良かった・・・・ と、心から思った。

自分のとった行動が国同士の諍いに発展するのではないかと懸念し生きた心地がしなかった。 二人の想いを知り無我夢中で動いてしまったが、双方がどうにか上手くいきそうだ。 いや、上手くいって欲しい。

しかし、上手くいっても、遙智国と友好な国交が為されても、どんな良い条件での貿易が行なわれても、国益が向上したとしても・・・・・。 
李順からの怒涛の叱責、冷たい視線は覚悟しよう。

それよりバイト期間があとひと月もないのに騒動を起こしかねなかった自分が恐かった。
軽く震える腕をそっと包み隠す。 填功が使節団員らと新しい協議の草案を作る為に政務室に移動し、陛下も数点見直しを行なうために戻ると夕鈴から離れて行った。 深く息をつき、夕鈴と香雪は椅子に腰掛ける。 香雪は恥ずかしそうに、此処までの経緯を夕鈴に語りだした。
















泣き崩れた香雪の元に填功が訪れたが、泣き続けた為に化粧は崩れ、目は腫れ上がり、とても彼の前に出せる顔ではないと、扉を頑として開けなかった。
填功の言いたい事など 【縁談話】 ばかりと思い込んでいた為でもあった。

今は会う事も聞くことも嫌だと拒否し続けたが、扉を叩き壊しかねない勢いの填功に、扉越しに香雪は叫んだ。

『そこで言いたいことを言いなさい! 絶対顔は見せないから!』
『それでは俺の心は見せられない! お願いだ、顔を見せてくれ』

扉の向こうから聞こえる声は聞きなれた填功だが、切ない声色。
暫し逡巡したが、香雪は渋々扉を開けざるを得なかった。
開けた途端、飛び込んできた填功にきつく抱き締められ困惑した。

「な、なにをする!? 填功、離しなさい!」
「駄目だ!」

目を見張る香雪。 数年振りに填功から発せられた強い拒否の言葉。 填功の体から熱が発せられているかのように感じる。 強い抱擁に戸惑いが溢れ、香雪から止まった涙を再び流させる。 填功の着物に吸い込まれる涙の痕をぼんやり見ていると、耳元に彼の声が響いた。

「悪かった。 意固地になっていたのは俺だ。 香雪の気持ちを判っていたのに」

声を聞き、息が止まるかと思った。 香雪と、名で呼ばれたのは久方振りだった。
香雪の髪を撫でながら填功の声は降り注ぐ。

「香雪の傍に居るには侍従になるしかないと思っていた。 破天荒なお前の傍にいるなら、どんな努力も厭わなかった。 例えお前がどこぞの国に嫁ぐことになろうとも、侍従として必ず傍に居るつもりだったんだ。 だけど・・・・。 俺は・・・・ お前の気持ちを無視していたんだな」

涙が零れ続け、前がぼやけて仕方ない。 まるで幻の世界に立ち竦んでいるようだ。
だけど耳に降り注ぐ声が 『現実だよ』 と告げてくれた。

「香雪。 勝手に走り出していた事、謝らせてくれ。そして、お前と二人歩き続ける努力をさせてくれ。 手を離さずに傍に居て欲しいと、もう一度言って欲しい」
「傍に・・・・いて。 填功が傍にいなきゃ・・・・ 立っていられない」

体が少し離れ、互いの瞳を見つめあう。

「填功の気持ちを言って・・・・ 聞きたい」
「香雪、好きだ。 この命より大切だ。生涯心に置くのは香雪だけ。 この気持ちは生涯変わらない。 香雪・・・・ お前が、お前だけが愛しい」
「・・・ッ!!」
「その為に、王と父を説得する。 協力してくれるか?」
「填功・・・・ もう一度名を紡いで。 ・・・・協力するから」

耳元に熱く囁かれる声に、香雪は震えるほどの幸福感を感じながら眼を閉じ、ゆっくりと抱き合う影は一つなる。










「・・・・ほぅ」

聞き終えた夕鈴の頬は真っ赤に染まり、溜息が出てしまう。
ま、まるで紅珠の書いている物語のよう!

恥ずかしそうに語り終えた香雪は夕鈴に向き合うと、手を差し出して感謝を述べる。
夕鈴の行動が、協力が二人の未来に繋がったのだと。

「本当に、私のほうが嬉しいです。 香雪様」
「私達も陛下とお妃様のような、心から信頼しあう仲になりますわ」

ぽんっと耳まで赤くなる夕鈴に明るく宣言した香雪はすくっと立ち上がり皇女として政務室での会議へ参加すると、夕鈴に告げる。 填功と陛下を悩ますほどの条件を検討するからと明るい笑みを見せてくれた。

「頑張って。 あなた方ならきっと良い未来を勝ち取れるわ」

香雪から柔らかい微笑みの返答が返る。 勢い良く部屋を出ていく香雪の姿を見送った夕鈴は、途端に寒気が全身を包むのを感じる。 足元から恐ろしいほどの恐怖が夕鈴を襲っている。


「李・・・李順さんに・・・ 会うのが超恐い・・・」

でもバイトに逃げ場はない。 自分の仕出かしたことを無かったことには出来ない。










・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・












数日掛かった遙智国使節団との協議は、数点の持ち帰り問題を残して完了した。 概ね双方の合意を得た結果に満足した結果となった。 国へ持ち帰った問題を再検討し、再び話し合いの場を持つ事を約束し帰国の途につく。

「陛下、此度の様々な折衝、大変有意義で御座いました。 今後とも我が遙智国との永に渡る交流を心より願い奉ります。 ・・・・他、大変御迷惑をお掛けしたことを御詫び申し上げます」
「使節団長 曽填功殿。 今後とも良き交流を願う。 ・・・・迷惑等、何かあったかな?」

陛下は静かに微笑んで応える。 その台詞に、大臣らと並んでいた夕鈴は真っ赤な顔で俯いてしまう。 陛下が夕鈴の傍へ近寄り手を取ると、驚いた夕鈴の顔。 夕鈴を従えて其の侭数歩前に誘い、遙智国皇女の前に進む。 香雪は夕鈴に静かに近付くと、静かに膝を折る。

「お妃様・・・・ 遙智国の代表として申し上げます。 此度の御心遣いに対して遙智国はお妃様に恒久的に感謝を抱き続ける事を誓わせて頂きます」

大臣らからどよめきが起こる。 一体何があったのかとざわめいている。
夕鈴が思わず陛下の顔を見上げると、陛下も夕鈴の顔を見て微笑んでいる。 良かったと涙が溢れてきたが、その涙が零れる前に陛下が静かに拭ってくれた。

「有難う御座います。 香雪様の幸せを私もずっと願い続けます」

互いに手を合わせて微笑む。

香雪らは帰国後、新たな問題解決のために手に手を取り動き出す。 幸せになるために、動き出したその結果を私は知る事が出来るのだろうか・・・ と、夕鈴は思った。 でもこの二人ならきっと幸せな未来を手にする事が出来るだろう。



使節団の姿が見えなくなっても、夕鈴は正門よりずっと見送り続けた。











→ 次へ












スポンサーサイト

テーマ:二次創作 - ジャンル:小説・文学

長編 | 00:58:36 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。